物を大切にする
こんにちは
美顔率インストラクターの由里子です。
今回は「物を大切にする 」についてお伝えします。
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私は和裁を習っています。
きっかけは、遠距離介護をしているとき母が突然急性の病気になり
余命もって半年と言われ仕事を辞めたから。
その頃は月のうち1週間は実家、3週間は自宅という生活を送っていました。
パートでしたが先輩に不満を聞いてもらったり、笑ったり☺
肉体的・精神的には大変だったけど それなりにバランスが取れてました。
母がもうすぐいなくなる
老老介護されていた父もショックで後追いしそう
仕事もない
突然そういう状況になった時
「介護うつにならないよう気を紛らわさないとね♪ お針はいいわよ。
黙々と集中できるから」とお誘いをいただきました。
和裁の先生は昭和ひとけた生まれ もうすぐ88歳!!
戦中戦後をくぐり抜け
針1本で家計を支えてきたスーパー老人
「この年だからいつまでお教えできるかわかりませんが
和裁のね、布を大切に使うこころを一人でも多くにお伝えしたくてね。
残していくのが私たち世代の仕事だから」
初めてお会いした時におっしゃった言葉が印象的でした。
洋服は型紙を取り、それ以外のはぎれの部分はパッチワークなどに使いますが
それでも余った布は捨てることになります。
着物は布を裁断しても捨てるところがなく
ほどいてつなぎ合わせるとまた1枚の布(反物たんもの)に戻ります。
襟や袖口が汚れたら場所を変えて縫い替えし
綿素材なら【浴衣→寝巻→おしめ→雑巾】と姿を変え、余すことなく使い切ります。
この余すことなく使い切ることが布を大切に使うことであり
日本の合理性というのだそうです。
自分のお気に入りを選び(選ばれない物はほとんどの場合捨てる)
「物を大切に使う」感覚はありますが
役目を全うするまで使い切る
という「物を大切に使う」感覚は普段ほとんど意識してない💦
後のことを考えず
その場限りのことばかり考えてるからよ
面倒くさいけど、ちょっと手間ひまかけだけで後が楽になるのに・・・
何回聞いても耳が痛いです。
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日時 : 2月11日㈯ 13:00~ 15:00(前編)
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ご不明なことがございましたらこちらまでお願いします。
yuriko.shoji168@gmail.com